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FAX産業のリーダー企業、サリュテーション・アーキテクチャを使用したネットワークアプリケーション開発におけるビジネスチャンス開拓のための会合を開催



1998年4月20日、カリフォルニア州サンノゼ発 - サリュテーション・コンソーシアム後援の2日間ワークショップである、「明日のFAXアプリケーションに対するサリュテーションの影響」に参加した企業各社は、分散印刷、イメージ捕捉および伝送とインターネットFAXに対するサリュテーションテクノロジーの応用に関する詳細な進捗状況について、FAX、FAXサーバおよび複合機製造元各社の説明に聞き入っていました。

16社から出席した23名の人たちが、日本IBM、三田、Muratec、STSコンサルティングおよびXtraWorX、LLCなどから提供されたサリュテーション製品と開発ツールのデモを見守りました。基調講演は、インターナショナルデータ社およびバイヤーズラボラトリと提携しているダビッドソンコンサルティングのピート・ダビッドソン氏が行いました。FAXWireの編集者兼発行人でもあるダビッドソン氏は次のように語っています。「サリュテーションに対するニーズは明白です。だってこの分野に他には何もないのですから。サリュテーションは、いくつかの非常に現実的なニーズに対処するための優れた方策でもあります。サリュテーションなしでは、ベンダーたちが市場を共有することなどほとんど不可能に近いといえます。」

サリュテーション・アーキテクチャは、インターネットや企業内イントラネット全域で、FAX、プリンタ、コピー機およびその他のコンピュータ機器を特定および管理するためのオープンなミドルウェアテクノロジーです。このアーキテクチャにより、イメージ、ファイルおよびメッセージを受け取ることができる接続機器を発見するためのクエリーを、ネットワークに対し発行することができます。例えば、ラップトップコンピュータがカラープリンタを特定できたり、あるいはデジタルカメラがFAXに直接画像を送ることができます。サリュテーションは、企業規模のディレクトリを保持しなくても、ネットワーク上の新しい機器を自動登録し、特別の発見をサポートすることによりLAN管理作業を減少させます。

ワークショップの参加者たちは、サリュテーションFAX機能が、着信ルーチング、受信通知および読取り確認を、新しいFAXアプリケーションを開発するためのすべての主要な機能であるG3FAXプロトコルでサポートすること指摘しています。

三田の統合ドキュメント画像処理部門のマーケティングマネジャーであるエドガー M. トムキンズ氏は、日本の三田提供の現在利用可能なサリュテーションFAXについて出席者たちに簡単に説明しました。「サリュテーションは、ユーザのみなさんが中間のスキャンステップなしに、Eメールアドレスに直接FAXを送信するのを可能にします。受信側は、遠隔地からEメールと通じて画像を受け取ることができます。お客様たちは、簡単にしかも確実に情報にアクセスできるので、移動ワーカーたちをサポートできるとたいへん喜ばれています。」三田のFAXは、Lotus Notesオフィスシステムに対する日本IBMのサリュテーション拡張機能と合せて市場に導入されています。トムキンズ氏によれば、同社はサポートするプラットフォームの幅を広げたいとし、米国での製品の発売を予定しているとのことです。

ワークショップの参加者に対しデモが行なわれたサリュテーション付きMuratec FAXも、日本ではLotus Notesに対するサリュテーション拡張機能である日本IBM提供のNuOfficeと共に市場に導入されています。NuOfficeは、大型の顧客サイト向けの完全なオフィスシステムを多くのモーバイルユーザや在宅勤務ユーザの方に提供します。Lotus Notesに対するサリュテーション拡張機能により、ユーザのみなさんは、FAXやEメールメッセージを受信側にとって最も都合のよい機器へ送信できます。

デモが行なわれたサリュテーション開発ツールは、XtraWorX LLCのPort of EntryとSTSコンサルティングのサリュテーションAPIドライバです。共に現在ベータテストバージョンです。Port of Entryは、従来のデスクトップと周辺機器とサリュテーションとの間の掛け橋となり、ネットワーク周辺機器の一貫したアクセスフォーマットを実現します。APIドライバは、Windows上でAPI呼出しを図形により構築し、プログラマにサリュテーションインタフェースについて説明し、API呼出しの属性と応答をデモします。

FAXサーバ製品の製造元は、ネットワーク環境におけるセキュリティや標準の必要性について現在検討しています。サリュテーション・コンソーシアムのマネージングディレクタであるロバート F. ペコラ氏は次のように述べています。「サリュテーションは既存の標準を統合し、ユーザ機能を追加するためのシンレイヤです。」 グローバルビレッジコミュニケーションの技術担当支配人であるスチーブ・アーバン氏は次のように付け加えています。「私たちは、機能発見のための標準化されたAPIのサリュテーションビジョンが、私たちのLAN FAXサーバの潜在機能をどのようにして広げていくのか興味を持っていました。」

多くの参加者たちによると、プリンタとFAX両方のカラー出力機器の市場が急速な伸びを示しているので、サリュテーション発見機能がユーザの方にとっては非常に魅力的なものになるとのことです。ポコーラ氏は次のようにも語っています。「受信機器がカラーでプリントできる場合には、送信側は前もってそれを知ることができます。FAXに送信するだけでは十分でなく、カラードキュメントも送信したいと思うかもしれません。」

サリュテーション・コンソーシアム

サリュテーション・コンソーシアムは、米国、ヨーロッパおよびの日本にメンバー企業を擁する、非営利の業界団体です。メンバー企業には、アドビシステムズ、APTi、アクシスコミュニケーションズ、ブラザー、キヤノン、シスコ、イーストマンコダック、富士ゼロックス、富士通、ヒューレットパッカード、日立、インテグレーテッドシステムズ、IBM、神戸製鋼、小松、コニカ、レックスマーク、松下、マイクロウエアシステムズ、ミノルタ、三田、三菱、村田(Muratec)、ノベル、オカムラ、沖データ、リコー、リオスシステムズ、サンヨー、セイコーエプソン、シャープ、サンマイクロシステムズ、東芝およびゼロックスなどがあります。




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